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行政書士の模試の得点推移|本試験3回と模試13回の実績

1回目(一般知識の足切りで不合格)、令和5年度152点、令和6年度168点。模試は東京法経学院・資格の大原・伊藤塾・LEC・TAC。内訳が成績表に残っていないものは「未記録」としています。

日付 試験 法令択一
/160
多肢
/24
記述
/60
基礎知識
/56
合計
/300
— 1回目 本試験(200字論述の時代)
一般知識の足切りで不合格(採点対象外)。年度・点数の記録なし。
未記録 未記録
2023年(日付未記録) 資格の大原 2023 中間模擬試験(会場・名古屋)
法令択一26/40問・多肢5/12問・基礎知識7/14問。記述は「詐害行為取消権」のキーワードのみで部分点8点。
104 10 8 28 150
2023年11月12日 令和5年度 本試験(2回目)
足切りは通過。152点で不合格(合格点まで28点)。
84 8 16 44 152
2024年9月19日 東京法経学院 2024 第1回(自宅)
法令択一 29/40問。基礎知識は文章理解未読で足切り、記述は半分未満。
未記録 未記録
2024年9月27日 東京法経学院 2024 第2回(自宅)
偏差値49・56人中29位(C判定)。択一 136/216・20位、多肢+記述 24点・37位。行政法記述は題意を読み違えて0点。
内訳未記録 160
2024年(日付未記録) 資格の大原 2024 第1回公開模試
偏差値52.2・276人中114位(上位41.3%)。平均149.7点を上回った回。多肢選択22点は全記録を通じて最高。法令等124点で足切り122点に+2。
92 22 10 36 160
2024年10月26日 資格の大原 2024 第2回公開模試(会場・浜松)
偏差値44・282人中195位。平均160点に対し−30。基礎知識16点で足切り水準。
84 10 20 16 130
2024年11月10日 令和6年度 本試験(3回目)
168点で不合格(合格点まで12点=択一3問分)。多肢8点は2年連続、記述は16→8点に減。
104 8 8 48 168
2026年8月25日 令和7年度 本試験問題を自己採点(受験しなかった年)
1年のブランク後に初見で150点。合格点まで30点。
内訳未記録 150
2026年9月10日 TAC 全国公開模試 第1回
多肢・記述は未採点。基礎知識24点ちょうどで、1問少なければ足切り。
48 未採点 24 算出不可
2026年9月15日 伊藤塾 公開模擬試験 第1回
2,001人中1,848位・偏差値35.2・D判定。記述式が採点されて返ってきた唯一の回(12点)。3基準すべて未達。
60 14 12 20 106
2026年9月15日 東京法経学院 最強の公開模試 I(自宅)
記述28点は自己採点。伊藤塾のずれを当てはめると、実際はこれより低い。
68 10 28 32 138
2026年9月25日 LEC ファイナル模試(自宅)
記述17点は自己採点。法令等101点で足切り122に−21。
68 16 17 28 129
2026年10月3日 辰已 2026全国公開完全模試
記述の出題なしの240点満点。56人中42位・偏差値42.9。多肢の憲法は44人時点で1位。
92 20 出題なし 32 144/240
2026年(日付未記録) LEC 到達度確認模試 第1回・第2回/全日本行政書士公開模試 第1回
受け取ったのは総合成績表だけで、本人の得点が入っていない。個人成績表が届けばここに入る。
未記録 未記録
2026年10月5日 提出 東京法経学院 II・III/TAC 全国公開模試 第2回/LEC ファイナル模試
自宅受験ぶんをまとめて郵送。結果待ち。
結果待ち 結果待ち

合格基準:総得点180点以上・法令等122点以上・基礎知識24点以上。緑=基準クリア、赤=基準未達。「未記録」は成績表に内訳が残っていない項目で、0点ではありません。

全年度の推移(記述式を除いた240点で見る)

年度をまたいで比べるには分母をそろえないと読めません。記述式は60点ありますが、自己採点が16点ずれた実績があるので使えません。

そこで法令択一160+多肢選択24+基礎知識56=240点だけで並べ直します。ここで180点取れば、記述が0点でも総合180点に届き、法令等122点も自動的に超えます。

回 択一
/160
多肢
/24
基礎知識
/56
240点中 180まで
大原 2023 中間 104 10 28 142 −38
令和5年度 本試験 84 8 44 136 −44
大原 2024 第1回 92 22 36 150 −30
大原 2024 第2回 84 10 16 110 −70
令和6年度 本試験 104 8 48 160 −20
2025年度は受験していない(1年のブランク)
伊藤塾 第1回(2026) 60 14 20 94 −86
東京法経学院 I(2026) 68 10 32 110 −70
LEC ファイナル(2026) 68 16 28 112 −68
辰已 完全模試(2026) 92 20 32 144 −36

いちばん高いのは令和6年度の本試験160点で、2位は2024年の大原 第1回150点です。どちらも2024年です。2026年度の最高は辰已の144点で、2年前の水準に戻っていません。

形式ごとに見ると、動き方が違う

形式 最小〜最大 2024年の最高 2026年の最高 いまの状態
法令択一 /160 60〜104 104 92 2年前に戻っていない
多肢選択 /24 8〜22 22 20 ほぼ戻した
基礎知識 /56 16〜48 48 32 16点足りない
記述式 /60 8〜20 20 12(返却) 一度も3割を超えていない

落ちているのは基礎知識です。令和6年度の48点に対して、2026年度の最高が32点で16点低い。ただしこれは文章理解3問(12点)を読まずに「4」で提出しているぶんが含まれます(辰已の記事に書いたとおりです)。

択一は60〜104点、問題数でいえば40問中15〜26問の幅です。記述を0点と置いて180点に届かせるには32問必要なので、いちばん良かった令和6年度でも6問足りません。

2026年度に受けた4回(得点の内訳あり)

4回目に向けて2026年度も受けています。内訳が残っているのは4回で、そのうち記述式が採点されて返ってきたのは1回だけです。

模試 択一
/160
多肢
/24
記述
/60
法令等
/244
基礎知識
/56
合計
/300
TAC 全国公開模試 第1回(9/10) 48 未採点 未採点 算出不可 24 —
伊藤塾 公開模擬試験 第1回(9/15) 60 14 12 86 20 106
東京法経学院 最強の公開模試 I(9/15) 68 10 28 106 32 138
LEC ファイナル模試(9/25) 68 16 17 101 28 129
辰已 2026全国公開完全模試 92 20 出題なし 112 32 144/240(56人中42位)

伊藤塾の第1回は2,001人中1,848位・偏差値35.2・D判定でした。記述式12点はこの回だけ採点されて返ってきた点で、自己採点では28点を付けていました。16点のずれがあります。

東京法経学院とLECファイナルの記述(28点・17点)は自己採点です。伊藤塾のずれを当てはめると、どちらも実際にはこれより低いと見るべき数字です。

法令等の列を足したら、4回すべて足切りを割っていた

法令等244点の基準は122点です。これは択一+多肢+記述の合計なので、成績表を読むだけでは出てきません。足してみた結果です。

模試 法令等 122との差 基礎知識 24との差
伊藤塾 第1回 86 −36 20 −4
東京法経学院 I 106 −16 32 +8
LEC ファイナル 101 −21 28 +4
辰已 完全模試(記述なし) 112 記述10点で到達 32 +8

3回とも法令等を割っています。総合点では106・138・129点ですから、「180点まであと何点」という読み方をしていると、足切りのほうは視界に入りません。

基準が3つある試験で総合点だけを追うと何が起きるかは、足切りが2つある話にまとめました。過去4回のうち3回で同じことをしていました。

記述式を0点と置くと、いま何点足りないのか

記述式の自己採点は使えません。16点ずれた実例があるからです。そこで記述60点を最初から0点と置いて、残り240点だけで見ます。

240点の内訳は、択一160+多肢24+基礎知識56です。ここで180点取れば、記述が0点でも総合180点に届き、法令等も122点を自動的に超えます。

模試 択一 多肢 基礎知識 240点中 180まで
伊藤塾 第1回 60 14 20 94 −86
東京法経学院 I 68 10 32 110 −70
LEC ファイナル 68 16 28 112 −68
辰已 完全模試 92 20 32 144 −36

いちばん良い回(辰已)でも36点足りません。択一の92点は40問中23問です。1問4点なので、択一だけで埋めるなら9問増やして32問正解が必要になります。

択一を問題数で見ると、12問から23問の間で動いている

5肢択一は40問・1問4点です。点を4で割ると、そのまま正解数になります。伊藤塾の成績表には正解数が載っていて、15問でした。他の回も計算すると割り切れます。

模試 択一の点 正解数
/40問
32問まで
TAC 第1回 48 12 −20問
伊藤塾 第1回 60 15 −17問
東京法経学院 I 68 17 −15問
LEC ファイナル 68 17 −15問
辰已 完全模試 92 23 −9問
令和6年度 本試験 104 26 −6問

模試では12〜23問、本試験では26問です。上の表の32問は、記述を0点と置いて240点中180点に届かせるために必要な数です。

伊藤塾の15問は、同じ40問の辰已より8問少なく出ています。どちらが実力かは決められません。作った会社が違えば別の試験だからです。ただ、15問と23問の間を動いているという幅は分かります。

伊藤塾の成績表では、落とした25問のうち行政事件訴訟法の4問が全滅でした。辰已でも行政法がいちばん下(44人時点で40位・偏差値34.2)です。2回とも同じ科目で、同じ側が落ちています。

この数字を出してから、10月15日以降の方針を変えました。詳しくは直前期の計画に書いています。

本試験3回と模試の点は、どうつながっていたか

2023年と2024年は、模試の合計点と本試験の合計点がほぼ一致していました。

  • 大原2023 中間模試 150点 → 令和5年度 本試験 152点(差2点)
  • 東京法経2024 第2回 160点 → 令和6年度 本試験 168点(差8点)

模試の素点は、本番の目安としてそのまま使えます。ただし中身は入れ替わります。2023年は模試から本試験で択一が104→84点に下がり、基礎知識が28→44点に上がって、合計だけが同じでした。

合計点しか記録していないと、この入れ替わりに気づけません。科目ごとに崩れていても、合計は動かないことがあるということです。

記録するときに決めたこと

  • 毎回3列を埋める。総合(/300)・法令等(/244)・基礎知識(/56)
  • 法令等は択一+多肢+記述を自分で足す。成績表には出てこない
  • 記述の自己採点は分析に使わない。16点ずれた実例がある
  • 違うシリーズの模試の点を、並べて「上がった・下がった」と読まない
  • 金額や点数が確定していないものは「未記録」と書く。0点とは書かない

辰已の結果をどう読むか(10月3日 追記)

肢別の正誤を科目別に分けた詳細は取りこぼし11問44点の中身に書きました。全体の7割以上が正解していた問題を11問・44点落としていました。

辰已法律研究所の2026全国公開完全模試は、記述式のない240点満点の成績表でした。結果は144点、56人中42位・偏差値42.9です。

集計人数が19人 → 20人 → 44人 → 56人と増えるあいだ、偏差値は37.2 → 37.8 → 41.7 → 42.9と動きました。素点144点は一度も動いていません。

2026年度の模試としては最高点ですが、自分の令和6年度 本試験(240点換算で160点)より16点低い位置です。並べると順番がはっきりします。

回 択一 多肢 基礎知識 240点中 180まで
令和6年度 本試験 104 8 48 160 −20
辰已 完全模試(2026) 92 20 32 144 −36
令和5年度 本試験 84 8 44 136 −44
大原 2024 第1回 92 22 36 150 −30
LEC ファイナル(2026) 68 16 28 112 −68
東京法経学院 I(2026) 68 10 32 110 −70
伊藤塾 第1回(2026) 60 14 20 94 −86

多肢選択式が20点。2026年度では最高

多肢選択は24点満点です。本試験では令和5年度・令和6年度とも8点で、2年間まったく動きませんでした。2026年度の模試では14点・10点・16点と来て、今回20点です。

ただし過去最高ではありません。多肢の最高は2024年の大原 第1回の22点です。

回 多肢
大原 2024 第1回 22 / 24
辰已 完全模試(2026) 20
LEC ファイナル(2026) 16
伊藤塾 第1回(2026) 14
大原 2024 第2回/東京法経 I(2026) 10
令和5年度・令和6年度 本試験 8

本試験だけが8点で止まっています。模試では2024年に22点を取れていました。「知識が無い」のではなく、本番で落としている形です。

辰已の成績表では、多肢だけ偏差値57.8・56人中7位でした(44人時点は59.1・4位)。多肢の憲法は44人時点で1位で、伊藤塾でも2,001人中1位です。

2年間8点で止まっていた場所が、いちばん強い場所に変わりました。12点の伸びは、総合144点のうちで最も大きい変化です。

択一が令和6年度に戻っていない

問題は択一です。92点は40問中23問で、令和6年度の104点(26問)より3問少ない状態です。

基礎知識も32点で、令和6年度の48点から16点下がっています。足切り24点は超えていますが、総合を押し上げる余力がありません。

つまり144点の中身は、多肢で+12点、択一で−12点、基礎知識で−16点という入れ替わりです。合計は令和6年度より16点低い。伸びた場所と落ちた場所が別にあります。

科目別では行政法が44人時点で40位

科目ごとの順位も返ってきました(集計44人時点。56人時点の科目別はまだ出ていません)。配点が最大の行政法が40位・偏差値34.2で、外すと決めた基礎法学は1位(63.2)、商法は15位(50.8)でした。集中する3科目は憲法21位・民法36位・行政法40位です。

基礎知識は56人中19位・偏差値50.2でした(44人時点は15位・50.0)。文章理解3問(12点)を読まずに「4」で出していて0点のうえで、真ん中です。

できている科目を外し、できていない科目に時間を使う形になっています。行政法は19問76点のうち44点なので、32点ぶんの余地があります。落とした8問のうち5問は全体の7割以上が正解していた問題で、難問は1問だけでした。

科目別の内訳は取りこぼし11問44点の中身に書いています。

記述10点が分水嶺になった

法令等の基準は244点中122点で、択一+多肢+記述の合計です。辰已では記述の出題がないので、択一92+多肢20=112点までが確定しています。

122点に届くには、記述で10点必要です。過去の記述は令和5年度16点・令和6年度8点・伊藤塾の返却12点でした。

記述が 法令等 122との差
0点 112 −10
8点(令和6年度と同じ) 120 −2
10点 122 ちょうど
12点(伊藤塾の返却と同じ) 124 +2

記述が令和6年度と同じ8点なら、また−2点で落ちます。令和6年度とまったく同じ形です。10点が境目になりました。

記述式を0点と置く方針は変えません。0点と置いても、択一で32問取れば法令等は余裕を持って超えます。記述を頼りにしないという意味です。

偏差値と順位は、この回では使えない

辰已の成績表は集計人数19人から始まり、翌日に20人、10月6日に44人、10月9日時点で56人になりました。総合の偏差値は37.2 → 37.8 → 41.7 → 42.9と動いています。母集団が小さいうちは安定しません。

見るべきは素点のほうです。144点・択一23問・多肢20点という数字は、人数に関係なく意味があります。

模試の点を並べるときの注意は模試おすすめ5選、足切りの数え方は足切りが2つある話に書いています。

数字から分かること

  • 令和5→6年度で法令択一は84→104点、基礎知識は44→48点と伸びた
  • 一方、多肢選択は8点で2年間不変、記述は16→8点に半減。12点差の正体はここにある
  • 模試(東京法経160点・大原130点)と本番168点の差は小さく、模試の素点はそのまま本番の目安になる
  • 2023年の大原中間模試150点→本試験152点も同様。ただし内訳は法令択一104→84点に下落、基礎知識28→44点に上昇と中身が入れ替わっており、模試の合計点だけ見ていると科目ごとの崩れを見逃す

この分析を踏まえた作戦は 残り2か月で180点を取るために、いま何をするか にまとめています。

本サイトの得点はすべて筆者本人の受験・自己採点結果です。日程は各予備校の公式ページを基に記載し、確定していないものは「要確認」と明記しています。